長い胴体に短い手足が特徴のダックスフンド。
このダックスフンドはドイツ語で「アナグマ犬」という意味を持っているのです。
ダックス(アナグマ)を追いかけるフント(犬)なので、ダックスフンドという
ことなのです。ダックスフンドはこの名前の通り、アナグマやキツネを追いかけ
る狩猟犬として、16世紀から既に活躍をしていたといいます。ダックスフンドが
小型化したミニチュアダックスフンドも、同じように穴に潜って狩猟をしていま
した。そしてそのままミニチュアダックスフンドと呼ばれるようになりました。
ミニチュアダックスフンドの場合には、主にウサギを捕る際に活躍したそうです。
当初のミニチュアダックスフンドは、性格や見た目にそれぞればらつきがあった
といいます。1888年に設立された、ミニチュアダックスフンドの繁殖に熱心なク
ラブ「Deutscher Teckelklub」などが、数十年間にわたって、現在のミニチュア
ダックスフンドを作り出したそうです。ダックスフンドが追いかけていたアナグ
マは、小形動物ながら獰猛な性格の持ち主です。そのアナグマに対抗するために、
ダックスフンドもまた勇猛果敢な性格の持ち主なのです。現在のダックスフンド
にも、この気質は受け継がれており、基本的に勇敢で好奇心旺盛な性格を持って
います。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
ダックスフンドが誕生した歴史はあまりはっきりとはしていないそうです。
しかし古代エジプトの王様の像に「テカル」と記されたダックスフンドに
似た胴長で短脚な犬が刻まれています。このことから、エジプトがダック
スフンド発祥の地であるという説が有力なんだそうです。
ダックスフンドについての資料は16世紀に発見されています。当時は
「ダッケル」や「アナグマ犬」などと呼ばれていたようです。それらの
犬が、現在のダックスフンドの祖先となり、ドイツで狩猟犬として活躍
したのです。その後に、他の犬種との交雑でロングやワイヤーなどの犬
種が誕生しました。現在人気のミニチュアダックスフンドの作出が始ま
ったのは19世紀頃からだという事です。ブラッドハウンドやバゼットハ
ウンドなどの犬種も、もともとはダックスフンドと同じ祖先を持ってい
るのです。敏感で勇敢、そして履行でタフなダックスフンドは、獲物を
追う際にも飼い主に付いていくのではなく、自己判断で先に進んで行っ
たといいます。その歴史が、現在のダックスフンドの特徴に繋がってい
るのでしょう。ダックスフンドと「ひっぱりっこ」などをして遊ぶと、
よく口にくわえたおもちゃを振り回したりすると思います。それは獲物
を捕らえて息の根を止めようとするときの動作なのだそうです。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
ダックスフンドは、その昔アナグマ猟でのハンターの相棒として
活躍していました。現在でもその遺伝子が強く残っており、好奇
心旺盛で怖いもの知らずの性格をしています。
一方、人懐っこくて、穏やかで明るい性格でもあります。また、
飼い主には非常に従順で、家族や仲間を一生懸命守ろうとします。
独立心を持っていますが、もし家族が何か始める時には自分も一緒
になって参加したがるでしょう。判断力も優れていて、基本的に
ダックスフンドは賢い犬だといえるでしょう。
こういった性格がダックスフンドの人気の秘密となっています。
その反面、警戒心はとても強いので、知らない人や初めて会う子供
などに対して神経質になりやすいのです。そのため攻撃的になって
しまうことも考えられます。アナグマ猟に参加してた昔からの修正で、
吠え声も大きく、また無駄吠えも多くなりがちです。
無駄吠えを防ぐには、子供の頃からきちんとしつけてあげる必要があります。
ダックスフンドは活発な犬種なので、毎日散歩に連れて行くのは当然ですが、
時間も長めにしてしっかりと運動させてあげましょう。
ダックスフンドは披毛のタイプによっても性格が多少異なるそうです。
スムースヘアータイプは人懐っこくて飼い主に忠実で、ロングヘアータイプ
は温厚で甘えん坊。ワイヤーヘアータイプはやんちゃでイタズラ好きなのだそうです。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
ダックスフンドの種類には、現在3種類あります。
まずは基本のスタンダードダックスフンドです。
体の高さが13〜25cm、体重は9〜12sと、小型犬とは言っても比較的
大きなタイプの犬種だと言えます。ダックスフンドは胸囲で度のサイズ
になるかが決定されますが、胸囲が35cm以上あるものが、スタンダード
ダックスフンドとして登録されます。これは狩猟犬としてダックスフンド
が活躍していた時代の影響が大きいと思われます。スタンダードタイプは、
スムースヘアのものが多いのですが、これは比較的手入れが楽に済むからと
いう理由が多いそうです。性格としてもおおらかでゆったりとしています。
ひょうきんな面も持ち合わせていますので、飼っていて非常に面白い犬だと
言えるでしょう。
次にミニチュアダックスフンドです。
これはアナグマ狩り用として改良されたタイプです。
体重は5kg以下で、胸囲は35pまでとされています。
ミニチュアダックスフンドは、比較的穏やかで甘えん坊な面を持っています。
愛玩犬としての役割を最も担っていると言えるでしょう。
最後にカニヘンダックスフンドです。
こちらはウサギ狩用に改良された種類で、体重は3kg以下、胸囲は30cm以下の
ものを言います。大きくなっても普通の子犬くらいの大きさにしかなりません。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア